グランドスタッフの仕事について皆さんはどんなイメージをお持ちですか?
空港でのお仕事ってなんだか華やか~とか、英語が使えるし、国際的な仕事で憧れる!というイメージがほとんどだと思います。
私は空港で仕事をして約6年になりますが、確かに入社前はそんなイメージを持っていました。
しかし
イメージとは裏腹に結構ハードな面があります。まぁこれはどの仕事でも同じだと思うので悪しからず。。
私が考えるグランドスタッフの仕事で必要なスキルをご紹介しましょう。
体力
意外な必要なスキルは体力です!

なんで体力?と思う方がいらっしゃるかと思います。
空港のカウンターで座って優雅に接客をしていますよね。
でも本当はお客様の大きくて重たい荷物を時にはスケールの上に置いたりする必要があります。
国際線だとやはり重量が重たく、何個もある場合があるので結構大変です。
以前は中国人の爆買いというのが度々ニュースで流れていたかと思います。
その爆買いしたものはどこへ行くのかを考えたことはありますか?
全て空港のカウンターへやってきます!
それはもう荷物の量といい、重さといい大変の一言です。
また時には、乗り遅れ寸前のお客様を搭乗口に誘導する際に、荷物を担いで搭乗口にダッシュすることだってあります。
走りながら、荷物を持つのは男性でもなかなか辛いです。
お客様を呼び出す際にも大声を出すことも求められますので、それも大変です。
こんなことが毎日ありますので、体力はかなり必要だと思います。
知識
知識もまた必要です。

英語力はもちろんですが、最近ではアジア系の外国人が多く、中国語や韓国語も話せるとベターです!
特に中国語ですね。話す機会がとても多いです。
ただ、接客する時はなかなかすぐ中国語なんて覚えれないですよね。
その時は身振り手振りや、絵を書いたりしてなんとかコミュニケーションを図っています。
これは工夫次第で色々できます。
さて、ここで一つ質問です。
日本人が台湾に行く時に、どんな条件が必要でしょう?
え?!普通にパスポート見せるだけじゃないの?!
と思う方がほとんどでしょう。
しかしながら、実は条件が決まっています。
台湾を例にすると、『観光の場合は90日以内の滞在であればVISAは不要、ただしパスポートの有効残存期間が3ケ月以上あること』という条件があります。
実はこれ台湾へ入国する為の条件というのが国籍によって変わってきます。
千差万別と言ってもいいくらい違うのです。
しかもその条件が載っている本は全て英語で書かれています!
マジか~って感じですよね。
私も初めて見た時はびっくりしました。
日本語ないんかい!って感じです(笑)
また担当する航空会社のルールなども全て覚えるか、あんちょこというノートにまとめる必要があります。
飛行機が欠航した時の対応や、マイレージポイントなど様々な項目があります。
こういう情報は膨大です。
情報をまとめる力や、記憶力も求められます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
グランドスタッフの仕事は大変ということがお分かりになったと思います。
大変ですが、飛行機を定時で出発させた時のやりがいは素晴らしいです!
それに飛行機の近くで働けることは貴重ですし、きっと将来に自慢できる経験になると思います。
グランドスタッフになりたい!という方は応援しますので、気軽に聞いてくださいね!